合気道研心会の会員の皆様にお聞きした「合気道体験談」です。
安部さんに聞きました
審査を受験なさった時の感想を交えつつ、合気道体験を語っていただきました。
審査感想
並木合気道クラブ所属 安部さん 初段 (男性)
過日の審査で初段に合格することができました。これも、畑山先生のご指導の下、並木の指導員の方々、先輩、先輩・仲間の皆様のご指導と励ましのお蔭です。本当にありがとうございました。この機会に合気道を始めたキッカケ等について振り返ってみます。
「95才で亡くなる前日まで道場で門人を投げていた」との合気道武術家の追悼記事を新聞で読み、これは凄いことだと感じたのが、合気道に興味を持ったキッカケである。それまでも、合気道という存在と、開祖である、植芝盛平先生のお名前は知っていたが。
武道の稽古をするラストチャンスとして、60才で始め、10年間だけやってみようと、漠然と考えていた。そんな矢先、市の広報誌に「合気道初心者講習会」の記事を見つけた。四回にわたって忍山先生に指導の講習会を経て、並木合気道クラブに入会させてもらった。
実際に稽古を始めると、とまどいの連続であった。加齢による体力の衰えは覚悟してたが、頭の衰えは想定外であった。説明を聞いても理解できない、聞 いてもすぐ忘れるということの繰り返し。そんな中で、先輩たちは嫌な顔をしないで、何度でも教えてくれた。申し訳ないので、その日に稽古した技のポイント をメモすることにした。”転換を正確に””脇を締める””投げたあとの姿勢”等々。しかし、頭で理解することと、身体が動くこととは別モノ。合気道に限ら ないが。
合気道を始めて六年、今回袴を付ける付けることが出来るようになった。そしてなにより、よい仲間と身体を動かせることが有難い。また気持ちよく稽古 を続けるため、日常生活の体調維持にも気を付けるようになった。これからも一日でも長く、一回でも多く、稽古が続けられるよう、精進していきたいと思って います。